保険会社のアニコムさんが自社施設で行っている隔離預かりの心強いプロジェクトがニュースに取り上げられていました。
自分にもしも、があった時はもちろんですが、「もし自分が陽性で入院することになったら?」、「預かってくれる親戚も知人も周りにいないのでどうしたら?」、「ペットホテルは預かりしてくれないの?」などなど、ペットを飼う人は不安が増していることと思います。
ペット飼養人口が決して少なくない日本で、長引く自粛で新たにペットとの生活を始めた方も多いわけですから、これだけ感染拡大している以上、感染者が飼っているペットを預かることのできる施設の拡充も当然大事になってくるでしょうね。
安易に手放すという選択をさせないためにも、やはりペットを安心して預けられる人や施設の確保、最寄りのペットホテルの受け入れ状況や、場合によってはシッターの利用も考えておくことはとても大事なことだと思います。
入院療養をしなければならなくなった方は、まずは担当保健所へ相談してみるのが先決ですが、上記のアニコム様サイトへの問い合わせという選択肢が増えたことは喜ばしいことです。
くれぐれも預かり時の感染対策をよく分かっていない親戚や知人に預けてしまうことのないようにしなければなりません。
掛かりつけの動物病院やペットホテルが預かり対応をしてくれるかを知っておくことや、もしもの場合には感染対策をして訪問対応ができるペットシッターを確保しておくのも、安心材料になるのではないかな、と思います。
感染者のペット預かり方について、東京都獣医師会のサイトでは図解で分かりやすく書いています。
準備しなければならない物品、消毒手順がありますので参考にしていただけたらと思います。
◆東京都獣医師会ウェブサイトから引用◆
☆「飼い主さんに向けて(新型コロナウィルスQ&A)」
☆「新型コロナウィルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと(ver.1)」